仕入先選定と評価、部材発注と調達、価格や品質折衝、部材保管、出庫、出荷品の梱包発送、修理品の対応が主な業務です。また、グループ企業であるマースエンジニアリング向けの営業業務(納期調整、見積作成など)もしています。
主に扱っている機種は、パチンコ向けの紙幣Air搬送システムの紙幣収納金庫や設置部材類です。省力化や無人化に貢献するマースウインテック独自システムで、キャッシュレスが進む昨今でありますが、マースウインテックの売上を支える柱となっております。
しなの鉄道の中で流れていた紙幣Air搬送システムが映っているCMを見て、独自性のある面白そうな会社だと思ったことがきっかけです。
会社説明でも、紙幣識別機やICカードリーダライタの技術を核とした独自性のある商品群や、自己資本比率が非常に高く経営が安定していることが決め手となりました。
また、上記の紙幣Air搬送システムをはじめとして、省力化や無人化に貢献できるシステムを開発、生産できるメーカーとして、時代のニーズにあった商品を提供していけると思ったことも大きいです。
樹脂、ゴム、板金、電子部品、梱包材など、多岐にわたる部品を扱うため、常に部品について知識を深めるようにしています。特に最近は樹脂成型に関する知識を深める必要があり、モールド金型の構造、使用樹脂のグレードや特性、成型時の調整や不良の種類など、仕入先様の元へ足を運び現場で知識を勉強させていただいております。
また、昨今半導体の世界的な不足のため、電子部材が長納期化しており、部品調達が困難を極めております。こうした世界的な情勢の前ではいたしかたない部分もありますが、常に先々の所要数を読み、こうした情勢を踏まえて必要なものを必要な時に必要なだけ購入できるように心がけています。
世間ではデジタル化やAIの導入などが進んでおりますが、将来的に必須なものになるため、必要になる知識や事例を常に勉強していきたいと思っています。
私の業務においても発注、部品保管、出荷業務などであらゆる伝達や確認が紙媒体を利用した従来のアナログ的なやり方が非常に多いと感じております。デジタル化する上では誰でも使用やすいこと考慮したシステムやソフトウェアの構築が必要で、さらにシステム内のビッグデータを活用できることも必要です。ハードルは高いですが少しずつ勉強を重ねていきたいと思います。